【初心者向け】ドローン部品用語

近年、ドローンは初心者でも手軽に扱えるようになっていますが、操縦前に部品の名称について正しい内容で覚えておく必要があります。
この記事では、ドローンを活用する際にも覚えておきたい基本的な部品用語についてまとめました。

本体の基本的な部品用語

ジンバル

ジンバルは、カメラの映像がブレないように衝撃を吸収する装置です。
ジンバルが高性能であればあるほど、美しく自然な空撮が楽しめるようになります。
最近のドローンは、基本的に3軸のジンバルで固定されており、機体が傾いてもジンバルは常に水平を保たれていることにより、ドローンで撮影した際に滑らかな映像になります。
また、高性能なドローンほど高機能なジンバルが搭載されている傾向にあります。

ローター

ブレードの中心部分の回転している部分のことをいいます。

ブレード

回転することにより揚力を発生させ飛行させるための翼のことで、プロペラとも呼ばれます。
プロペラの性能はドローンの安定感をはじめ飛行機能に直結します。
カーボン素材などで作られており、障害物に当たって破損することを防ぐために、ガードがついたものもあります。

フライトコントローラー

フライトコントローラーとは、ドローンの情報を送受信する中核部分のことをいいます。
各種情報をもとに演算処理を行い、機体の飛行を指示したり様々な情報を送受信することができる機能があります。
フライトコントローラーが壊れてると、ドローンは正確かつ安全な飛行ができなくなります。
また、高性能なほど、ドローンはタイムラグなくスピーディで機敏な動きをします。

チルト

チルトは固定したカメラを上下に動かすことを指します。
ドローンの場合、チルトはカメラを下向きにしたり、前向きに戻す動作を意味し、下向きにすることで、機体の真下の風景を空撮することができます。
ジンバルによってチルトできる角度が異なり、手動でできる場合と、送信機で遠隔操作できるものがあります。

パン

パンは固定したカメラを左右に動かすことを指します。
ドローンの場合ですと、パンは上空でカメラを左右に振る動作を意味します。
ドローンは機体のラダーを打つことで向きを変えることができますが、パンできる方が操作も手間がかからずブレも少ないため、カメラをパンして左右の映像を撮影していることも多く見かけます。

プロポーショナルシステム(プロポ)

プロポーショナルシステムは、ドローンの機体を操縦する送信機のことです。
スティックを打った角度によって、機体を動作やモーターの回転数をコントロールでき、上空の機体を自在に動かすことができます。
近年ではスマートフォンにインストールしたアプリを使って、スマートフォンで操作が可能な機体もあり、プロポの形態変化にも注目が集まっています。

スキッド

スキッドは、機体を地面に着地させるための部品のことです。
固定式のものから、飛行時は上に上げておき、着陸時のみ下に降ろして使用するタイプのものなどさまざまなタイプがあります。
ドローンはカメラが機体の下に付いていることが多く、スキッドは着陸時にカメラやジンバルを守る役割もあります。

まとめ

今回はドローンの部品用語について紹介しました。
ドローンに初めて触れる人には聞いたことのないものばかりですが、ドローンを飛ばす以上、そういった言葉を避けて通ることはできません。
今回紹介した内容をおさえておくことで、説明書などの内容も理解しやすくなります。
まずは基本用語を押さえ、どんどん調べながら学びましょう。

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