ドローン協会「IAU」の特徴とは

ドローンは趣味から仕事まで多くのシーンで利用されており、市場の広がりとともに、ドローンに関係する協会も増えています。
ドローン協会の一つに「IAU(国際無人航空機協議会)」というものがあります。
IAUは最先端AIドローンの開発や講習プランの開発を行っていて、ドローンスクールも運営している協会です。
この記事では、IAUの特徴や運営する資格などを、詳しく紹介していきます。

IAUとは

2019年に設立のIAU(国際無人航空機協議会)は、”世界最先端のドローンづくりとドローン環境整備の追求”を基本理念としている協会です。
近年ドローンの発展はめざましく、その分人為的ミスによる事故の増加も見られます。
そんな中、趣味から産業利用へと、ドローン活用の新しいステージに適応するために設立されました。
  • ドローン操縦士及び安全運航管理者の技術認定及びライセンスの発行
  • ドローンに関する研修及び教育
  • ドローン関連アプリケーションの開発
  • 産業用ドローンコンサルティング
  • ドローン開発及びドローン最新技術の研究
  • 会員相互の交流
  • 具体的には、上記のような事業目的で活動しており、その他セミナーや公演、ドローンの展示イベントであるジャパン・ドローンの出展など、様々な活動を行っています。

    IAUが運営する資格

    IAUが認定している資格は、以下のとおりです。
  • 無人航空機操縦技能認証
  • 産業用無人航空機操縦技能認証
  • 無人航空機安全運行管理責任者
  • 無人航空機操縦技能認証

    内容
    無人航空機を安全に飛行させるための知識と操縦技能を有する者
    受講資格
    16歳以上
    有効期限
    初回1年間、以降2年毎

    産業用無人航空機操縦技能認証

    内容
    無人航空機を安全に飛行させるための高度な知識と高度な操縦技能を有する者
    受講資格
  • 16歳以上
  • 無人航空機技能認証資格保有者
  • 有効期限
    初回1年間、以降2年毎

    無人航空機安全運行管理責任者

    内容
    無人航空機の運行に関わる十分な安全と法律の知識を有し、飛行業務の安全を管理する者
    受講資格
  • 18歳以上
  • 操縦技能認証資格保有者
  • 有効期限
    初回1年間、以降2年毎
    16歳以上で、IAUが認定するスクールで定められた科目を修了すると「無人航空機操縦技能認証」が交付されます。
    「無人航空機安全運行管理責任者認証」は、18歳以上で、無人航空機操縦技能認証を取得した方が、無人航空機の安全運行管理に関する基本知識とリスクアセスメントを習得することによって交付される資格です。
    IAUは、座学をオンラインで受けることができるのも特徴の一つです。
    実技練習の基礎が学べるため、スムーズに練習をはじめられるでしょう。

    まとめ

    今回は、IAUの特徴や取得可能な資格をご紹介しました。
    IAUは、最新の宇宙工学最と豊富な経験に基づいて最先端国産AIドローンの開発や利活用の推進、講習プランの開発を行っている協会です。
    資格は3種類あり、取得によって状況に合わせて安全にドローンを飛行させる知識・スキルを身につけることができ、またその証明も可能です。

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