ドローンの機体には、用途に応じて異なる周波数が使われています。
たとえば、初心者にも人気のコンシューマー向けドローンに使われている周波数は、「2.4GHz帯」です。
測量や点検など、ビジネスで用いられる産業用ドローンの周波数は、「5.7GHz帯」。
そして、ドローンレースに用いられるFPV対応のレース用ドローンは、「5.8GHz帯」の周波数が使われています。
ここで気を付けたいのが電波の混信です。
同じ周波数を使う機体を複数台、至近距離で同時に飛ばしたことで、電波を奪いあってしまい電波をうまく確保できなかった機体が異常動作を招き、機体を制御できなくなることで暴走や墜落を起こす可能性もあり得ます。
「一度に同時飛行させる台数を限定する」「機体同士およびプロポを持つ操縦者同士で一定の距離を保つ」など、複数台で同時飛行をさせるときには、電波干渉を避け、事故を起こさないための対策を徹底しましょう。