ジンバルは、ドローンの最大の特徴でもあります。
ジンバルはドローンや映像関係に詳しい方は馴染み深い機能で、一言で言うと「常にカメラを水平に保ってくれる機能」です。
ドローンは機体自体を傾けて移動するため、カメラが固定されていると綺麗な映像の撮影が難しくなってしまいます。
そこで、空撮用ドローンにはジンバルを搭載した機種が増えています。
ジンバルは主に「3軸ジンバル」が多く用いられており、カメラの上下に用いる「ピッチ」、カメラの左右の傾きを抑える際に用いる「ロール」、カメラのみを回転させる際に用いる「ヨー」の3つです。
この3つを用いることによって、どの方向にどう傾いても常に水平や上下の振動を打ち消してくれる仕組みになっています。
過去には2軸もありましたが現在は技術の進歩が進み、Mavic mini等の小型機体でも高性能なジンバルが使用可能になっています。
もちろん設定により固定に切り替えたり、競技用ドローンはそもそもジンバルを持たない機体もあります。